【これを読めば当日慌てない!】英検S-CBT受験 完全レポ

英検S-CBT

英検S-CBTは、2021年から始まった4技能を1日で測ることのできる試験です。

従来の英検は一次試験の筆記と二次試験のスピーキングで日程が分かれていましたが、こちらはたった1日!忙しい社会人や大学受験を控えた高校生でも、効率よく受験することができます。
しかし、英検S-CBTは、比較的最近始まった試験。
これから初めて受験!という方もいるのではないでしょうか?

こちらの記事では、当日慌てないように受験前に知っておきたいことをまとめました!
「英検S-CBTの概要は知ってるよ!」という方は、英検S-CBT当日レポから読んでくださいね。

私も知っておきたかった!

そもそも、英検S-CBTとは?

英検S-CBT(英検スピーキング・コミュニケーション・ビジネス・テスト)は、英語検定の一形態で、コンピューターベースで行われる英語試験です。
従来型の英検は年3回のみの実施なのに対して、英検S-CBTは毎月テストが行われているため、従来型に加えて受験機会を増やすことができます。

もちろん、英検S-CBTで取得した資格は、従来型の英検と同様に扱うことができます。

英検S-CBTの日程

英検S-CBTの試験日程は年に複数回設定されており、受験者はこれらの日程から都合の良いものを選択できます。通常、春季と秋季に試験が実施され、詳細な日程は公式ウェブサイトで確認できます。

受験者は、自身のスケジュールに合わせて試験日を選び、十分な準備期間を確保することが重要です。

ご自身の予定に合わせて、受験日を決めてみてくださいね。

英検S-CBTの受験会場

英検S-CBTの試験会場は、日本国内の各都道府県に存在し、受験者はアクセスの便が良いテストセンターを選ぶことができます。

昔に比べてとーっても受験しやすくなっているな、と感じました。

試験会場の場所やアクセス情報は、英検公式ウェブサイトで提供されていますので、受験会場検索を利用してみてくださいね。

英検S-CBTの受験費用

英検S-CBTの受験費用は、受験するレベルに応じて異なります。受験料の詳細は英検公式ウェブサイトで確認でき、受験申し込み時にオンラインで支払うことができます。

時期によって検定料が安くなるキャンペーンを行っていたり、平日受験割引があったりするようですので、お得に受験できるチャンスを活用することができると良いですね!

英検S-CBTの結果公開のタイミング

英検S-CBTの結果は試験後に待つ必要があります。
結果のWEB公開は通常、最短で試験から約25~30日後に行われます。
この時点で合否や詳細なスコアを確認できます。
また、成績表の到着にはWEB公開後約2週間ほどかかるようです。

英検S-CBT受験当日レポ

中学時代の英検2級以来、何十年ぶりの英検受験に行ってまいりました。

もちろん英検S-CBTは初めてで、筆者自身の準備不足もあり、会場であたふたしたのは言うまでもありません!(完全に自業自得です。)

このレポを読んだ方は、そんなふうになることなく英検S-CBTに挑めると思いますので、ご安心くださいね。それでは、いってみましょう!

​受験票はプリントアウト必須なので注意

英検S-CBTの受験に際して、前日までの準備が超重要です。

受験票はプリントアウトして持参しなければならないため、前日までに必ず印刷するようにしましょう。スマートフォンの画面などを提示することは認められていないようです。
自宅にプリンタがない方はコンビニでの印刷などが必要ですね。

持ち物は以下の通りです。

  1. 英検S-CBT受験票 (※モノクロ、カラーいずれも可。裏紙の利用は不可。)
  2. 身分証明書 (学生証、パスポート、健康保険証など)
  3. 筆記用具 [HBの黒鉛筆(シャープペンシル可)、消しゴム]

また、受験票には試験会場が記載されていますので、印刷したタイミングで会場へのアクセス情報も事前にチェックしておくと安心ですね!

ちなみに、私は前日の23時頃、いそいそと自宅プリンタで印刷しました。
印刷時には英検協会のサイトへのログインが必要なのですが、パスワードを忘れてしまったかも!?と少し焦りました。就寝前のストレスになった気がします(笑)

テストセンターへの到着は試験開始の20分前でOK

英検S-CBT試験当日、テストセンターへの到着は試験開始の20分前程度を目安にしましょう

受験票を使った受付開始は試験開始の15分前から、となります。

私は受付開始時間の20分前に到着してしまったのですが、受付時間まで座って待つ場所もなかったため、会場近くにあるデパートのコスメ売り場をふらついたり、ベンチに座って単語の最終チェックを行ったりしました!

早く到着しすぎは時間の無駄でした。

ベンチがあれば良かったけど、私の会場は何もなかった!

試験開始の20分前に到着すれば、余裕を持って受付を済ませ、緊張せずに試験に臨むことができます。

なお、会場へは公共の交通機関を利用しましょう。会場への送迎を含む、自動車・オートバイでの来場は禁止されています。

受付をしたら、受験ブースへ

受付をして、必要携行品以外の持ち物をロッカーに入れたら受験ブースにいざ!

部屋の中には30台くらいのPCが並んでおり、それぞれがパーテーションで仕切られていました。ディスプレイの前にキーボードがあり、横にはかなりゴツめのヘッドフォンが置いてあります。

各ブースに番号がふられているので、自分に割り当てられた番号のブースに向かいましょう!

実は、受験ブースのイメージは英検S-CBTの公式HPで公開されています!!!

私は全くそれを知らず、当日「どんなふうになってるんだろう〜?」とふわふわした状態で行きました。無駄に緊張する要因の一つになった気がします(笑)

直リンクを貼ることは出来ませんが、「英検テストセンター 受験ブース」で検索してみてくださいね。

え、リーディングからじゃないの?出題順に唖然。

試験開始時間になったら、試験監督が指示を出してくれるのでそれに従い、試験を開始します。

ここで私は問題勃発!

当然、リーディング→ライティング→リスニング→スピーキングの順で出題されていると思っていたら、スピーキングからテストが始まりました。

この時点でめちゃくちゃパニック(笑)心の準備が全く出来ていませんでした!

実は、英検S-CBTの試験では、出題順序が固定されておらず、ランダムに出題されるそうです。
出題順が予測不能であるため、受験者は臨機応変に対応するスキルが求められます。
出題の順序に驚かされたとしても、冷静に対処し、自分の英語スキルを最大限に発揮・・・出来たら良いですね!

スピーキングは周囲の環境が気になる!

いきなり始まったスピーキングテスト。

画面に外国人の女性が映し出され、質問してくれます。
最初にWARM UPとして、”How long have you been learning English?”と聞かれたと思います。

その後、1問目が表示されたのですが、私が準備の1分間を過ごしている間に隣や後ろの受験者が同じ問題の回答を始めたんです!

頭の中は「えー!同じ問題やん!この人も準1級なのね!?」「やばい、何言ってるかすごい気になっちゃう!」と大混乱w w

全然自分の試験に集中できない!(爆)

集中できずに、各問題1回は聞き直しボタンを押し、最終問題の回答をする頃には周囲はもうスピーキングを終えていたのか、私以外喋ってる人はいませんでした。それもそれで恥ずかしかった。

思った以上に周囲の音に影響されてしまい、初めての受験とはいえ、自分にしっかりした軸がないことを反省しました。。。

皆さんは、心の準備をして、集中して挑んでくださいね!

英検S-CBTは時間配分に注意

焦っても失敗しても、時間は過ぎていくのが試験の無慈悲なところです。

スピーキングが終わった後は、ヘッドホンをつけたままにしてリスニング問題が出てきました。

そして、リスニングが終わったらリーディング問題が始まりました。

英検S-CBTのリーディング、ライティングパートは、必ず試験時間内に全ての問題を終えるために、時間配分が鍵となります。リーディングとリスニングセクションでは、素早い反応と正確な解答が求められます!
従って、事前に各セクションに適切な時間を割り当て、タイムマネジメントに気を配ることが必要です。適切な時間配分によって、全体のパフォーマンスが向上し、合格に近づけます。

試験対策の時点から、私は以下のように時間配分していました。(準1級の場合です。)

大問1(単語・熟語問題):25問 約1分30秒で1問のペース

大問2(長文問題 空所補充):6問 2分30秒で1問のペース

大問3(長文問題 内容一致):10問 3分で1問のペース

大問4(ライティング):1問 20〜25分で書き終えるペース 

ペース配分はうまく行ったものの、周囲のマウスクリック音や騒音が気になり、一度外したヘッドホンを途中でまた着けました(笑)

試験監督は怪しんだかもしれませんが、注意されることはなかったです。
ヘッドホンのおかげで、集中して問題を解くことができ、ライティングにたどり着いたのが残り23分の時点でした。

本当は25分しっかり欲しかったところですが、初回受験にしてはまずまずです。

ライティングの全体調整をする時間はなかったものの、一つの回答を書き終えることが出来ました。目標は低く、自己肯定感は高くw

皆さんも事前にペース配分を意識して、試験対策をしてみてくださいね。

英検S-CBTの結果はいつ届く?

こうして初めての英検S-CBT受験が終わりました!

英検S-CBTの結果のWEB公開は通常、試験から約25~30日後とのこと。

私の場合は、今回準1級をパス出来なかったと思います。
もう、とにかくスピーキングがボロボロだったから!心の準備、まじ、大切よ。

でも運よく一次試験に相当するリーディング、リスニング、ライティングが合格点に達していれば、次回は一次試験免除とすることができるようです。

一次試験免除権だけでもゲットしたいなー。また結果報告します。

資格取得はダメだったとしても、成績表を受け取ったら、詳細なスコアや各セクションのパフォーマンスを確認して、今後の学習計画に役立てようと思います!

英検は多方面で活用出来る資格

英検は資格証明に加え、多くの面で活用できる価値のある資格です。

以下はその活用方法について詳しく説明します。

英検の結果は大学受験での利用が可能

イマドキ、英検は大学受験においても有用なんですって!ご存知でした?

日本では、英検(実用英語技能検定)やTOEIC、TOEFLといった複数の英語の検定試験が行われており、これらのことを英語の外部検定(外検)と呼んでいます。
外検の結果を大学入試の合否判定に利用する入試が英語外部検定利用入試(外検入試)です。

今では多くの大学が英検のスコアを受け入れており、英語能力の証明として高く評価しています。英検を持っていることは、大学入学の際に競争力を高め、志望校への合格に有利に働くはずです。

大学進学を目指す受験生にとって、英検資格は重要な要素と言えます。チャンスを増やすために、英検を利用できると良いですね。

TOEICと違い、一度取得すれば永久に使える資格

英検は、一度取得すれば永久に有効です。

私は以前、会社で必要だったためTOEICを受験していましたが、どんなに満足できる点数を獲得しても、TOEICって2年で失効してしまうんですよね・・・

確かに使わないと英語力は落ちてしまうため、2年で失効する理由もわかります。

が、私は折角だったらずっと使える資格を取得したいと思います!

英検は有効期限がないため、将来のキャリアや国際的な機会に活用できるのが利点です。英検を持つことで、英語力を継続的に証明し、様々な場面で自信を持って使えます。

英検対策には英検ネットドリルがおすすめ

英検S-CBTに向けた効果的な対策として、英検用のネットドリルをおすすめします。
このオンラインツールは英検対策に特化し、各レベルに合わせた実践問題を提供しているんです。
スピーキングセクションの練習も可能なので、周囲の騒音に負けず自信をつけて回答できるようになるかもしれません!

あと強調したいのは、このネットドリルは英検教材に出版社が監修しているから安心のクオリティ。

アプリストアにあるアプリは、個人が趣味のレベルで作ったものもあるんですよね・・・
クオリティの担保されない教材に時間を垂れ流すのは勿体無いから、
手の出しやすいネットやアプリ教材だとしても、教材選びは慎重にしたいところです。

スピーキング対策にはオンライン英会話がおすすめ

英検のスピーキングテストの前には、必ず口を動かして、声に出して回答する練習をしましょう。

いきなりスピーキングテストに対峙しても、口が動かない!なんてことになりかねません。

独り言でももちろん効果はあります。
しかし、会話する相手がいて、フィードバックをくれるとさらに効果が上がりますね。

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ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

英検S-CBT受験当日の流れ、注意点を少しでもお伝えすることはできたでしょうか?

試験当日の会場や受験内容の情報をしっかり把握し、効果的な受験準備を行いましょう。私のように当日あたふたしないようにしてくださいね!

また、英検の資格は大学受験からキャリアアップまで幅広く活用できることを覚えておきましょう。子供のおうち英語のマイルストーンとして利用してもいいかもしれません🎶
英検S-CBTの受験を検討している方にとって、この記事が役立つことを願っています。

皆様の成功をお祈りしています!

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